当たり付きの自販機につぎ込んだことがあります。なんか惜しいぜ、押居A太です。
I子ちゃんの朝は“速い”
。朝七時、アラーム音にセットしたF1グランプリのテーマで目を覚まし、最速十五分で朝の身支度が完了する。
ちなみにI子ちゃん、鏡を見ているときの顔が一番コワい…。
アラ探しをする鋭い目、何かを企んで震える鼻、一を言えば百は返ってきそうな口元…、ひとことで言って“悪魔”…?
「キマッたわ、魅惑の小悪魔メイク!」。
社会人女子の勝負は朝なのだそう。
タイム、技術点、芸術点。朝のメイクアップが決まれば、少なくともその日は勝ち組キブンで過ごせるらしい。
「おしゃれ女子には、シャンドレが必須かもね」。
I子ちゃんのマンションは三面鏡にもなるデラックスなシャンドレ付き。
左右の鏡の裏は収納になっていて、朝の身支度アイテムはすべてココに揃えられている。
右にスキンケアセット、真ん中にハブラシとスタイリング剤、左はメイク道具と“週末必勝・巻き髪セット”。
あれ?おかしいな…、巻き髪のI子ちゃん?見たことないけど…?。
「まあ、いいじゃない…。それより、カゼを引いたときなんかも便利よ」。
なるほど、お風呂に入れなくても髪は洗えるワケだ。
それに、I子ちゃんの部屋には女の子の部屋にありがちな鏡台がない。
意外とああいうのってドッカリ部屋を占領しちゃうし、生活感出ちゃうし…。
男の子にとっては“見ちゃいけないもの見ちゃった”的な気まずさがあるんだよね。
ところで今日は週末、I子ちゃんは巻き髪!そしてボクは予定がない…!?