今日もケータイと間違えてリモコン持って来ちゃった。なんか惜しいぜ、押居A太です。
ところで、いまどき時代はコンパクトがキーワード。
ムダなく、ムリなく、それでいて多機能。
ケータイなんてまさにそれで、カメラからインターネットまでオール・イン・ワン。
多機能コンパクトの極みだね。
そこで思い浮かぶのが、能率のいい仕事ぶりで一目置かれる同僚のK助。
何でもこなす器用さといい、手際よい仕事さばきといい、加えて中心に寄せ集まった顔の作りといい、文字通りの多機能コンパクト。
時代がコンパクトを求めるように、社内でもひときわ重宝される存在だ。
そんな新時代の寵児、K助の住まいが、これまたコンパクトなワンKなのだ。
ソファベッドや折りたたみテーブルを使って、家電や家具をきちんとレイアウト。
生活機能がギュッと凝縮されたプチリビングは、まるで実寸版”テトリス”の中にいるような気分にさせる。
「ひとつの部屋でも、いろいろな表情を楽しめる」というK助の趣味は模様替え。
パズルゲームを楽しむかのように、月に一度はより難易度の高い新レイアウトに挑戦しているらしい。
そんなコンパクト野郎、K助には彼らしいエピソードもいっぱい。
例えば、泥酔して帰宅し、部屋のあちこちにぶつかりながらも、かすり傷ひとつしなかった“軽くて丈夫”なK助。
国際化時代を見据えてか、表札にローマ字のルビをふった“親切設計”なK助。
しかし、そんなK助にも弱点がある。緊張するとトイレがやたらと近くなる。
“防水設計”にやや難ありなのだ。