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ステップ 5 物件の下見・内見をしよう

物件の下見・内見をしよう

住みたい物件が見つかったら、不動産会社に行ってその物件を下見しましょう。このように、賃貸契約を結ぶ前に借りる物件を見せてもらうことを「内見」といいます。
ここでは、内見の流れや事前準備、物件を見る際のポイントなどを解説します。住み始めてから「こんなはずじゃなかったのに……」とならないように、しっかりチェックしておきましょう。

内見の流れ

内見は多くの場合、①不動産会社に内見を予約する②物件の下見をする③物件を借りるかどうか判断するというステップになります。

①不動産会社に内見を予約する

予約なしで不動産会社を訪れると、特に土日や1~3月の混雑期にはお店が混んでいて待たされたり、予約が埋まっていて希望する物件が内見できない場合もあります。
そのため、不動産会社を訪れる前に必ず来店日を連絡し、内見を希望する物件や部屋の希望条件を伝えておきましょう。事前に予約しておけば、希望する物件だけではなく近い条件の部屋も用意してもらえるため、理想に近い住まいをスムーズに見つけやすくなります。

訪問するのは午前中がベスト。朝早くから行けば他の人とバッティングしづらいため、複数の物件をまわるなど効率よく下見をすることができます。

②物件の下見をする

内見の予約をしたら、不動産会社を訪れます。
来店してから部屋を見終わるまでの所要時間は状況にもよりますが、店内での部屋探しに1〜2時間、物件を3〜4件分下見するのに1〜2時間、計3〜4時間が目安です。
どうしても時間がかかってしまうからこそ、効率よく動くことが重要になります。こだわりたい条件を洗い出したり、置きたい家具の寸法を計っておくなど、訪れる前にしっかり準備しておけばスムーズに下見を進めることができるはずです。

③物件を借りるかどうか判断する

部屋や周辺環境の下見を終えたら、部屋を借りるかどうかの判断をします。
判断の際は「部屋の雰囲気や設備などが気に入ったか=この部屋に住みたいか」「自分のライフスタイルに合っているか=この部屋に住んでも問題がないか」の2つを意識すると良いでしょう。

部屋を借りたいと思ったら不動産会社に伝えて契約に進みましょう。逆に気に入らなかった場合も理由をハッキリ伝え、希望に合う部屋を提案してもらいましょう。

内見の準備

内見で物件をしっかりチェックするためには、事前の準備が肝心です。必要な持ち物の用意とともに、部屋が希望に合うかどうか判断するために必要な情報をまとめておきましょう。

不動産会社に行く前に準備しておきたいこと

  1. ①.手持ちの家具の寸法を測っておく:引越し後、手持ちの家具が配置できない事態を防ぐために必要です。
  2. ②.引越したい日を決めておく:いつまでに入居したいかを明確にしておきましょう。
  3. ③.自分の勤務先などの情報をメモする:申込書に書く必要があります。
  4. ④.連帯保証人を決めておく:連帯保証人が必要な物件は申込書に書く必要があります。
  5. ⑤.希望条件:不動産会社の担当に希望条件を明確に伝えておきましょう。

不動産会社を訪れる際に用意したい持ち物

  1. ①.物件の間取り図面:不動産会社からもらえることが多いので、内見時には必ず持参しましょう。間取り図に寸法などを書き込むと便利です。
  2. ②.メジャー:内見の際の必須アイテム。部屋の寸法を計ってテレビ台やベッドなどの大型家具が置けるか確認したり、カーテンサイズを決めるために窓の寸法を確認したりする際に使います。不動産会社から貸し出してもらえる場合もあります。
  3. ③.メモ帳・筆記用具:気になったこと、図面に書いていないことをメモする際に使います。
  4. ④.スマートフォン:内見時に部屋の気になる部分を撮影でき、メモなどにも使えます。アプリを使えばコンパスや水平器の代わりになります。
  5. ⑤.身分証明書:免許証や保険証、パスポートなど。内見後に申し込みする際に必要です。
  6. ⑥.ハンコ:内見後に申し込みする際に使います。基本は認印でOKです。
  7. ⑦.収入証明書のコピー:内見後に入居申し込みをする際に使います。 ※後日の対応も可

内見のチェックポイント

入居後に後悔しないために、部屋の中や建物でチェックしておくべき箇所があります。次のチェックポイントを確認しておきましょう。

居室のチェックポイント

  • エアコンの有無 
  • 照明器具の有無
  • 収納の広さ、数
  • ドア、窓のたてつけ
  • 天井の高さ
  • コンセントの場所、位置
  • 日当たり、窓の位置、風通し
  • 防犯性、外から覗かれないか
  • 音の響き具合、騒音はないか
  • 悪臭はしないか

洗面所・トイレ・バスルームのチェックポイント

  • 照明器具の有無
  • 洗濯機置き場の位置、広さ
  • 蛇口の高さ
  • 洗面所、浴室、トイレの広さ
  • 温水洗浄便座等の有無
  • 収納の有無
  • ドア、窓のたてつけ
  • 床材、壁材のキズ、色、汚れ
  • 天井の高さ
  • 日当たり、窓の位置、風通し
  • 防犯性、外から覗かれないか
  • 音の響き具合、騒音はないか
  • 悪臭はしないか

キッチンのチェックポイント

  • 照明器具の有無
  • 収納の広さ、数
  • 冷蔵庫置き場の位置、広さ
  • コンロの数、種類
  • 調理場の広さ、使い勝手
  • ドア、窓のたてつけ
  • 床材、壁材のキズ、色、汚れ
  • 天井の高さ
  • 日当たり、窓の位置、風通し
  • 防犯性、外から覗かれないか
  • 音の響き具合、騒音はないか
  • 悪臭はしないか

玄関のチェックポイント

  • 照明器具の有無
  • 収納の広さ、数
  • ドア、窓のたてつけ
  • 玄関の鍵穴の数、種類
  • ドアの大きさ
  • 床材、壁材のキズ、色、汚れ
  • 天井の高さ
  • 日当たり、窓の位置、風通し
  • 防犯性、外から覗かれないか
  • 音の響き具合、騒音はないか
  • 悪臭はしないか

建物自体のチェックポイント

  • 共用部のセキュリティ(オートロックや防犯カメラなど)
  • ゴミ置き場が清潔か
  • 郵便受けが散らかっていないか
  • 宅配ボックスの有無
  • 駐輪場の有無、広さ

周辺環境のチェックポイント

部屋の内部や外観だけではなく、物件の周辺環境も確認しておきたいところです。内見後の時間や別の日に実際に見て回るのがおすすめです。

  • 交通、周辺の道路状況(駅までの所要時間など)
  • 公共施設(学校、病院、公園など)
  • 銀行、郵便局、ATM
  • コンビニ、スーパー
  • 臭いや騒音がないか
  • 治安 など

判断、交渉のポイント

断りの連絡は早めに!

不動産会社をまわって、複数の物件を下見し見比べることは大切です。その際、いくつかの物件をキープしてもらうこともあるかもしれませんが、住みたい物件が決まったらできるだけ早くキープ中の物件に断りの連絡を入れましょう。

「他のところで希望の物件が見つかりましたので、申し訳ありませんがお断りします」など、電話で伝えるだけで大丈夫です。不動産会社も一生懸命、希望に合う物件を探してくれているのですから、誠意のある対応を心掛けてください。

交渉のコツ

希望条件にピッタリの物件が見つかったが「もう少し家賃が安かったら……」という場合は、交渉をしてみることも可能です。不動産会社や大家さんにとっても、家賃交渉されることは日常的なことなので、特に遠慮は必要ありません。
ただし、家賃交渉が失敗に終わる場合も多いということは覚えておきましょう。特に4月からの新生活に向けて物件を探す人が増える1月〜3月と、社会人の異動や転勤が増える9月中旬〜10月は繁忙期のため、交渉の難易度は高くなります。

家賃の交渉をするなら内見後~申し込み直前のタイミングがベスト。「入居したい!」という強い意思と具体的な希望金額を伝える事が交渉のコツです。

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詳しい解説はこちらの記事をチェック!

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