ステップ 4 不動産会社を訪問しよう
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理想のお部屋を見つけるためには、その道のプロである不動産会社の力を借りるのがおすすめです。ここでは、目的に合った不動産会社の探し方や、訪問時のポイントについてご紹介します。
賃貸物件を借りるとき、多くの人が不動産会社を利用します。広告で目にするような大手チェーンから、昔からある地域密着型の不動産会社までさまざまな種類がありますが、目的に合わせて選びましょう。
取り扱い物件数が多く、他店と連携して広いエリアで探すことができるのがメリット。住みたい部屋の条件が決まっていて、広い範囲で探したい人におすすめです。このタイプの不動産会社は大手が多いので、ブランド力やサービスに対する安心感も特長です。
昔からその地域に根付いて営業しているので地元の大家さんとつながりが強く、地元の情報をたくさん知っているのが特長。住みたい街、エリアが決まっている人におすすめです。
他にも不動産会社には様々な種類があり、不動産会社とオーナーの物件の取引形態によって分類できます。一般的には、物件の持ち主または転貸者自身が借り手の募集を行う「貸主」、貸主の代理人として不動産会社などが借り手の募集や契約手続きを行う「代理」、貸主と借主が結ぶ賃貸借契約の仲立ちを不動産会社などが行う「仲介」の3種類があり、不動産会社のほとんどは仲介を主としています。「仲介」は基本的に仲介手数料が発生し、「代理」も契約が成立した場合、手数料が発生することもあります。
気になる部屋が見つかったり、部屋の希望条件や住みたいエリアなどが決まったら、不動産会社を訪問しましょう。
気に入った物件が見つかったり、住みたい部屋の条件やエリアが決まったら、その物件を仲介している不動産会社にメールや電話でコンタクトを取りましょう。
好条件の物件は人気が高いので、迷っているなら早めに連絡しておくことが大切です。繁忙期（1月～3月）は来店のお客様の対応でメールを頻繁に確認することができない可能性もあるため、急いで探している際には、電話で直接スタッフの方とやり取りをし、希望の条件や、物件の下見の日取りを決めましょう。
お部屋探しで後悔しないためにも、不動産会社には希望の条件をはっきりと伝えましょう。「これは無理かも……」と思っても、信頼できる不動産会社であれば親身になって相談に乗ってくれるはずです。また、わからないことや気になることは、なんでも質問して疑問を解消しておきましょう。
ただし、自分の希望を通すことばかりを考えて、無理なわがままとならないように注意してください。お部屋探しでは、あらかじめ決めておいた優先順位と照らし合わせながら、希望条件を現実に近づけていくことが大切なのです。
お部屋の提案や契約をスムーズに行うため、不動産会社は次のようなことを確認します。しっかり伝えられるように準備しておきましょう。
不動産会社は大家さんにお客様を紹介することも仕事です。そのため、態度やマナーが悪い場合は不動産会社にとって「大家さんに紹介できない人」と判断され、仲介を断られる可能性もあります。
部屋を貸すなら「共同住宅のルールを守れる人」を選びたいと考えるのは当然です。
あまりにもだらしない服装だと「ルールを守れない人なのでは？」と思われてしまうことも。スーツなどのフォーマルな服装で行く必要はありませんが、好感をもたれる清潔感のある服装を心がけると良いでしょう。
身だしなみと同様に、話し方や行動にも節度を持つことが大切です。「お客様」だからといって威張った態度や失礼な言葉遣いでは、営業の方に「この人は大家さんに紹介して大丈夫かな？」と思われてしまうかもしれません。「お部屋を一緒に探していただいている」といった気持ちで振る舞うのが良いでしょう。
知っておきたい
